相見積もりにもマナーはあるんだよ、という話。

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相見積もりのマナー アラフィフのお仕事
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先日、知り合いから「ホームページ作ってほしい人がおるから一緒に話聞いてもらえんか」と言われて、お世話になっているし話聞くだけなら、と伺った時のこと。

部屋の中には2名。会長さんと事務担当の方。ふと目に入ったのが資料っぽいもの。

(どういうの作りたいんかまとめてくれてるんかな?)

と思いながら席についたら、いきなりその資料を目の前にすっと。

(げっ!見積やん!!それも他社!?)

「こんなのもらったんやけどね」

と言われた。この時点でもう相見積もりのつもり?

わたし。
わたし。

いやー、これはまずいですよ~、競合に見せちゃ~

事務方さん
事務方さん

やっぱりだめですよね~

これ見ちゃうと、いざ見積出してって言われたら意識しちゃいますもん

事務方さん
事務方さん

ですよね~

相見積もり自体はいけないことではない。むしろそうしたほうがいいとわたしも思ってる。せっかく予算かけてやるんだから。予算に見合う仕事をしてほしいとわたしだって思う。

だけど、相見積もりにもマナーがある。

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相見積もりのマナーって?

相見積もりといえば2社以上に見積もりを出してもらうことなんだけど、最低限の条件みたいなものがあって。

「この見積もりは相見積もりだ」と事前に伝える

まず事前(見積もりを出してもらう前)に、「この見積もりは相見積もりだ」と見積もりを出してもらう業者に同時期に伝えるのが大前提。

同じ条件を同じ時期に提示する

そして、見積もりを出してもらう業者には同じ条件を提示することも大事。

  • 予算
  • 工期
  • 実装してほしい機能
  • 現在所有している資源

これらを同時期に相見積もりを依頼するところに伝えることがマナー、だ。

この時点でもうこちらとしては見積もり出すのを拒否できる。が、知り合いの頼みなんで無下にもできず。とりあえず見積もりは出すことになった。

これ(競合さんが提出した見積もり)を見ちゃったんで、費用面は下げてしまうかもしれませんが、費用だけを見るんじゃなくて、先方にこのあたり(どこまで面倒見てもらえるか、とか)を聞いて判断してくださいね。

となぜか、競合さんとの話し合いがうまくいくようにアドバイスしてしまった。

知り合いに「お前、ええやつやな。あれ聞いたらもっと具体的に話が進むんやろ?言わんとけばよかったのに」と言われたけど、「せっかくホームページ作ろうっていう話になったんやし、それ潰したらよくないやん」と言った。

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ホームページって外向きの情報発信だと思っていない?

今までそこは情報発信が全然できていなくて、いい活動いい事業をしているし、それよりなにより熱をもって行動している会長さん始め、その知り合い。できればそれが世の中に出ること、それのほうが大事(やせ我慢に聞こえるかもしれんけど)。

団体とか企業とかお店とか、多くの人が関わる活動や事業の情報を発信するためにホームページを作るなら、ホームページの見た目も大事だけど、それ以上に大事なのは

そこに関わる人たちがホームページを作る過程を共有し、その存在意義も共有してみんなで一緒に携わること!

なのだ。そうじゃなければただあるだけになってしまうし、費用をかけた割に効果が出ないホームページになってしまうから。

ホームページの中身をみんなで作り上げていくことは、その団体とか企業とかお店とか、それぞれの場所の存在意義を再認識できるのだ。理念を共有する、みたいな感じかな。

外向けの発信だと思われがちなんだけど、それ以上に大事なのは内向きへの発信。この理念を持って自分たちは行動していると思えることって大事なんだ。

大事なんですよ、ホームページって。

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