新入学のお祝い。何を送ろうかと悩む。書店員がお勧めする入学祝い。

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子どもと孫
werner22brigitte / Pixabay
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春休みに突入しましたね。本屋さんにお子さんたちの姿がどっと増える季節です。そして、新入学のお祝いを買いに来てくれるお客さまも増えます(ラッピングも増えます…)。

お祝いを贈ろうとやってくるお客さまからのご相談が増えますね、この時期。

何がいいかな、何を送ると喜んでくれるかなと書棚から本を取り出しじっくり吟味されているお客さま。

孫がね~、小学校に入学するの~とおじいちゃん、おばあちゃんが嬉しそうにお話してくださるのを聞いているとこちらまで心がウキウキワクワクしてきます。

そんなウキウキワクワクが伝播してしまっている書店員は、一緒になって贈り物を選ぶのをお手伝いさせていただいています。

一応、この季節になれば新入学祝いにお勧めの書籍や絵本などをイベント展開させてはいただいていますが、それ以外にもお勧めしたいものというのはあるわけで。

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入園のお祝いには絵本より図鑑がおすすめ

書店員としておすすめしたい入園のお祝いは絵本よりも図鑑です。といっても大きな図鑑をどっと贈ってしまうと片付ける場所もとるので小さな図鑑で、できれば英語がついたものがお勧めです。

当店でもこれは売れ筋で、どちらかというとお子さんのご両親よりおじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさんからとみられる方の贈り物として選ばれることが多いです。

実は、先日お孫ちゃんに同じものを贈りました。英語のところも慣れない発音ながら嬉しそうに何度も指差しながら教えてくれました。もうすぐ3歳ですが、手に持って歩いても重くなさそうです。

どうやら車にも持ちこんで移動中も見てくれているようです。

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小学校への入学のお祝いは?

雑誌の小学1年生が売れている

小学校への入学のお祝いとして当店で一番選ばれているのは小学1年生という雑誌です。特に入学号は大きな付録がついている(今年は時計です)ので通常号よりお値段が高くなりますが、それでも一番選ばれている印象です。

話はそれますが、小学〇年生シリーズって各学年ありましたよね。でも今はないんですよね。小学1年生だけが残り、あとは小学8年生になりました。「8」という数字はデジタル表記にすると各数字を表せるから、なんでしょうかね。

中にはおじいちゃんやおばあちゃんが一年間定期購読されて毎月お孫さんに届けがてらお孫さんの顔を見に行くという方もいらっしゃいます。

図鑑もやっぱり選ばれている

あとは、図鑑が多いですね。歴史が好きなお子さんで名探偵コナンが好きだからと贈られた方もいらっしゃいました。

食パン5枚切りくらいの幅より少し幅が広いくらいなので場所も取らないし、学習机の本棚に置いても邪魔にならない(表現が単純ですみません)のでいいかなと。

辞書はすぐに使わないことがあるのであまりお勧めはしない

辞書を使った学習は入学当初はあまり行いませんので、早く贈りすぎてしまうといざ使うときに古い辞書になってしまったり、学校から指定されている辞書とは違ったりするのであまりお勧めはしていません。

今はどうなっているかは分かりませんが、うちの子どもが小学生のときに辞書の引き方みたいな授業があったような…。

なので、同じ言葉でも違うページ数に書かれていたり言い回しが微妙に違ったりするので、辞書を使う授業が始まる前に贈ってあげたほうがいいかなと個人的には思います。

やっぱり一番多いのは「図書カード」

とはいえ、喜ばれないものを贈っても…と考える方や、学校で指定された辞書を購入できるようにと考える方、お祝いは別に贈るけれどお子さんが自由に本を買えるようにと考える方が選んでくださるのはやっぱり「図書カード」です。

今の図書カードは「図書カードNEXT」

少し前の図書カードは機械に読み込んで使った分のところに穴が開くタイプでしたが、今の図書カードは穴が開きません。

一番変わったところが「図書カードには有効期限がついた」こと。といっても10年間の有効期限ですので滅多に有効期限切れになることはないと思いますが…。

穴が開かないタイプになったのでいくら使えるかが分かりづらくなりましたが、スマホやパソコンから確認できるようにはなっています。

図書カードNEXTの残額確認はこちらから

お子さんがスマホを持っていない場合確認のしようがないですので、お父さんお母さんにスマホで見てやってとお願いしてもらうか図書カードを使ったときに残額がレシート発行されるのでそれと一緒に持っているようにお子さんに伝えてくださいね。

図書カードあるある?

図書カードあるあるなんですが、たとえば5000円分の図書カードを購入するとき、図書カード5000円分1枚を購入される方と1000円分を5枚購入される方がいらっしゃいます。

どちらも間違いじゃないのですが、商品券やギフトカードと同じように思われている人がたまにいらっしゃいまして、1000円以上買ってあとは現金で払えばいいのよねと確認されることがあります。

図書カードは最近見かけなくなったけどテレフォンカードと同じ仕組みですので、カードの額面から使った分が減っていきます。500円の本を買ってもカード内にあと500円分残りますので次のお買い物に使っていただければOKです。

図書カードが読み取りエラーになってしまったら

それから店頭で多いのが図書カードの読み取りエラーです。図書カードが読み取りエラーになった場合、図書カードを郵送してもらえば残額が使えるカードと交換してもらえます。

図書カードの読み取りエラーについて

書店の店頭で読み取りエラーになると郵送用の封筒をお渡ししますので、その封筒に必要項目を記入して図書カードを同封してポストに投函していただくとだいたい2週間程度で図書カードが送られてくると思います。

何かのイベントや記念に作られた図書カードでもそのままの形で戻ってくることはありません。使えなくなったけれどそのカード自体は持っておきたいというのであれば返送してもらうように書いておくと送り返してくれると思います。

ちなみに図書カードの読み取りエラーになる原因というのは、

  • 磁気不良
  • 裏面の汚れ
  • カードの折れ

です。図書カードをもらったらできるだけはやく使ってもらうか、汚れないようにまた折れないようにケースに入れて財布に入れておいてもらうかしてもらうほうがいいと思います。

最後に

新入園、新入学の季節は周りの人も嬉しい、ワクワクした気持ちを受け取れる季節です。何かが始まる、新しいステップへと進む子どもたちの様子を見るのは親としてもばぁばとしても嬉しいものです。

新しい生活がお子さんたちにとって健やかで安全に、たくさんの安心の中で過ごされることを祈りつつ、この記事を締めたいと思います。

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