ひとつのところでずっと働き続ける、そんな安定した時代は終わったのかもしれない。収入源がひとつなのと少額でももうひとつ収入源を持つことは、アラフィフだろうが必要な時代なんじゃないかと最近考えるようになった。
かくいう私も、子どもを育てながら働いてきたわけだが、同じところでずっと働くことの難しさみたいなものを感じ、それまで働いていたところは時間的単価はよかったのだが、就業日数も就業時間も不規則なため、月の収入が安定しなかったので、一番下の娘が中学生になったのを機にパートをひとつ増やした。
ふたつめのパートは、シフト制だが最低限の就労時間が契約で決まっているため、月々の収入額が安定するので体はしんどいときもあったが、気持ちは楽になった。
それ以外に、空いた時間でブログを始めたのもこの時期。初めは日記ブログのような雑記ものだったが、自分が得意としていること、興味があって深堀りするのが苦にならないことに絞り込んで発信するようになった。
ブログを始めてみてどうなった？
より理解が深まり、自分の引き出しが増えた
ブログを始めてみて、自分が得た情報や知識をブログに落とし込むことでより理解が深まった。メールフォームから時々いただく問い合わせに対応することで、事例を知り、解決方法を探っていく流れもその事柄に対してより理解が深まっていくのを感じる。
ブログに取り組みことで、アクセス数が増えたり少額でも収益が発生したりすると、モチベーションの維持にもつながった。もっと分かりやすく伝えたいと、収益を書籍の購入などに充てることができ、さらに深い理解につながっている。
ブログを書くというアウトプットのおかげで、知識や経験が定着したのか、いろいろな事例が蓄えられ、問い合わせ対応にも事例紹介にも生かすことができている。
ブログの収益化は特化型ブログじゃないと難しい？
たまに知り合いにこんな話をしても、特化したものがあるからそうできると言われてしまう。それはあるとは思うが、それだけではないとわたしは思っている。
たまたまこの事柄に特化した興味を持っていたり、深掘りすることが苦にならなかったりするだけ。この事柄以外にも興味を持っていることや深掘りすることが苦にならないことは誰にでもあるのではないだろうか。
わたしは暮らしの中のちょっとした工夫を題材にしたYouTubeをよく見ている。この方たちもきっとこの事柄が好きでもっと良くしたいという探求心を動画にされているのではないだろうか。
意外と、こういうことは本人からすれば（え？そんなことで？）というようなことなんだと思う。自分の思いだったり考えだったり、どう行動しているかだったりを日々綴ることで、自分と同じような感じ方、考え方の人に出会ったりするのではないだろうか。
今からブログを始めるなら
サーバー＆ドメインが一元管理できるConoHaWINGがおすすめ
と、長々と書いてしまったけれど、これだけ個人が自分の興味ごとや得意をそこまで先行投資することなく始められる時代だ。その中でも個人的にはブログを始めてほしいと思っている。
ブログは始めようと思えば今すぐに始められる。それは、費用をかけなくても無料でブログを開設できるサービスがたくさんあるからだ。メールアドレスさえあればブログを開設することはできる。
ただ、ブログの開設・継続の向こうに収益化を考えているなら、やはり自分の城を持つべきだと思う。なぜなら、無料ブログサービスは無料だからこその制限があり、収益化が難しいからだ。
実は、ブログを始めたころの私は無料ブログサービスでブログを開設した。初めは自分の考えや思い、日々の出来事などを書くだけ、本当に日記のようにブログを書いていた。そのうち、自分が得意なことや興味のあること、調べたり考えたりするのが苦にならないことを書きたいと思うようになった。
そこからアウトプット中心の記事を書くようになり、収益化を考えるようになったところで、無料ブログサービスからレンタルサーバーを借り、WordPressをインストールして自分の城、自分だけのブログを立ち上げた。
あの頃は今のようなサーバーを借りるだけでWordPressもインストールできるというサービスはなかったので、一からネットで調べての作業、結局なんだかんだで一ヶ月ほどかかったように記憶している。
もし、今、ブログを始めて収益化したいと考えるなら、初めからレンタルサーバーを借りたほうがいいと個人的には思う。
なぜなら、開設・運用費用がかかるのをパート収入でというのでは元の木阿弥。できれば、ブログの開設・運用費用は、ブログで稼ぎ出したい。費用は回収しないと！という思いがあるだけで無料ブログサービスを使っていたときより思いの大きさが違うのか、取り組み方が変わったことで収益化ができたような気がする。
ただ、まだ収益化できていないブログに投資する額はできるだけ抑えたい、そしてできるなら手数が少なく済ませたい。
そこで、いろいろなレンタルサーバーを利用してきた経験からお勧めしたいのがConoHa WING 
だ。
ConoHa WING なら難しい手続きは不要だし、自分だけのブログを開設するなら取得したい独自ドメインが2つ取得可能だ。おまけに、WordPressのインストールもでき、WordPressに必要なテーマも有料・無料それぞれ開設と同時に適用可能だ。
ConoHa WING のベーシックプランなら12ヶ月の契約で13,000円程度の負担で、独自ドメインも契約中はずっと無料で利用できる。レンタルサーバーによっては、サーバー料金以外にドメイン料がかかるが、ConoHa WING であればドメイン料は実質無料となるので、これ以上の料金負担はない。さらに時期があえばキャンペーン特価で始められる。
料金の支払い方はクレジットカード以外にチャージ払いが利用できる。わたしは、チャージ払いにしてコンビニで支払っているが、仕事帰りにコンビニに寄ることが多いので苦にはなっていない。
ドメイン取得？WordPressのインストール？とやることがいっぱいありそうで、かつ専門用語がガンガン出てきそうだが、自力でやるよりは手間もかからない。正直、初めてConoHa WING でWordPressをインストールしたときには（ほんまにこれだけ？これだけでええの？）と不安すら感じたくらいだ。
これは一からレンタルサーバーを借りてWordPressをインストールして…という作業をやったからこそ実感することなんだと思うけれど…。
初めて記事を書く。何をブログに書けばいい？
サーバーの契約が済み、WordPressをインストールし、いよいよ記事を書くというところでいきなり収益化は難しいし、どんな記事を書こうか、ネタに困るかもしれない。
これは私の経験だが、初めに書くといいのが自己紹介。どんな自分なのか、棚卸しをするような気持ちで書いてみるのはいかがだろうか。どんなことに興味があって、どんな風に暮らしていて…みたいなことでもいいし、学生時代の出来事を書いてもいい。
あとは、週に1度でいいから記事を書く。
ちなみに、このブログは50歳を越えて、子どもたちも独立し、夫婦二人暮らしになったことで、今まで気づかなかったことやトライしたこと、孫との関係性だったりをただ書いている雑記型のブログだ。
収益化への近道はやはり特化型ブログなのだが、このブログはまったりと日々のことを綴りたいと思って書いている。いろんなことをただ書いているだけだし、記事の構成とかも特化型ブログに比べると手を抜いている感が否めないが、精神安定と記録のためのブログを書いている。
ブログを収益化するにはどうすればいい？
ブログを収益化するには、広告を設置することになるのだが、この広告の種類もいろいろあり、クリックだけで収益が発生するものや商品やサービスの購入による成果報酬が発生するものがある。
クリックだけで収益が発生するのはGoogleアドセンスが有名。商品やサービスの購入による成果報酬といえばアフィリエイト（A8.net 
など）やAmazonアソシエイトなどがある。
それ以外に案件と言われる、この記事に合う商品やサービスがあるので紹介してと言われるケースもある。実はこのブログでも案件をいただくことがある。初めて案件依頼があったときは、どこで見つけるんだ？詐欺？と警戒したものだ。
ブログを読んだ人から仕事をいただくこともある。ブログを読んでインタビュー記事を書いてくれないかと打診がありやらせていただいたところ、今も継続してお仕事をさせていただいている。
他にも書籍化という手もあるらしいが、これは未経験なのでよく分からない。
ブログを開設してすぐ収益化することは難しい
収益化したいのはやまやまだが、続けて来て思うのはアクセス数稼ぎやページビューに一喜一憂しないことが一番大切だということ。
実際、アクセス数が少ない時期は見るたびに落ち込んでいたが、これが不思議なもので一度収益化が始まる？と放っておいても少額ではあっても収益は発生するのだ。
そこまで高額ではないにしろ、記事を公開し続けているだけで収益が発生しているのだから不労所得と言えるのかもしれない（とはいえ、記事を公開し続ける費用は発生しているのでプラマイゼロになるかもしれないが）。
アクセス数なり収益なりがあると、より読みやすい記事を書くにはどうすればいいかと勉強するようになり、そこに投資できるようになったのはありがたいことだ。これも記事を読んでくださる人のおかげ、ありがたいことだ。
欲をいえばこのブログでもそれなりに収益が発生させられればいいのだが、なにせ、不定期更新な上の雑記ブログだ、道のりはなかなか厳しい。
それでも記事を書くことで集中力を衰えさせず、また好奇心を持ち続けることができていると思うので老化防止にはなりそうだ。