子どもたちが独立して夫婦二人の生活となり、わが家の夕飯の様子は様変わりした。
子どもたちが独立したての頃は何かあってはいけない、駆け付けなきゃいけないと困るからとほとんどお酒を飲まずにいた。飲めないわけではないけれど、もし何かあったら…と思うと「飲めなかった」のだ。
子どもたちが独立した数ヶ月後くらいまではこの習慣を続けていたんだけれど、ある日、もういいかなと思い、お酒を解禁することにした。それまで飲めるとしてもビールをコップ一杯くらいだったのが気づけば、日本酒や焼酎が飲めるようになっていた。
ここのところの楽しみは、おつまみにもなるおかずを作り、夫とふたり、テレビを見ながら他愛もない会話をすること。
ところが、今までお酒を飲まない生活だったのでお酒の種類に疎い。同じお酒ばかりを飲んでいても面白くないので、お酒売り場でふたりで品定めするのが休日の日課になった。
どちらかというと、シュワッとくる炭酸系が好きなわたしなのだが、ビールだとコップ一杯飲むとお腹がいっぱいになる。で、選び始めたのがレモンサワー。それも強炭酸がウリのもの。
ただ気になるのがその甘味。レモンの風味は強めだけど甘味も若干強めな気がした。
甘味=糖分ではないだろうけど、おつまみもしっかり食べたいので、できれば糖分控えめなほうがお酒を楽しめるのになと思っていたところ、ふと「モラタメ」をのぞくとサントリースピリッツ「鏡月焼酎ハイ」が紹介されていた。
鏡月焼酎ハイ「すっきりドライ」と「ちょい搾レモン」をタメしてみた
アラフィフ世代の私たち夫婦にとって「糖質ゼロ(※100mlあたり糖質0.5g未満を糖質ゼロと表記)」は魅力的なものだ。甘味料ゼロ(※食品添加物としての甘味料)、プリン体ゼロ(※100mlあたりプリン体0.5㎎未満)ともある。
糖質ゼロ!甘さほぼゼロの缶チューハイです。澄みきった味わいと軽やかな飲み心地は、食事によく合います!いろいろなお料理とあわせて、家飲みをお楽しみください。
とある。これは飲んでみたい!とポチッ。
パッケージは月がきれい、青がメインカラー。爽やかさを感じる。
夫は「すっきりドライ」を、レモン好きなわたしは「ちょい搾レモン」。
注いだ感じ、普段飲み慣れている強炭酸からするとそこまでシュワシュワした感じはないけれど、炭酸が弱いと感じることはなかった。
一口飲んだ夫は「スッキリしとるな、飲みやすいわ」。ちょい搾レモンのほうはレモンの風味は思っていたよりは少ない。わたしはレモンが大好きなので、もう少しレモンを味わいたいと家にあったレモンを絞って楽しんだ。
どちらもスッキリした飲み口なので主張がそれほど強くないから、どんなおかずにもおつまみにも合いそうだと思った。気になっていた甘みも全然気にならないし、アルコール度数も7%とほどよい。
ただ、この鏡月焼酎ハイ、近所のスーパーには置いてないようで。実際、どれくらいの価格かにもよるだろうなと思った。普段飲んでいるものが比較的お値打ち価格になることが多い商品。
この鏡月焼酎ハイもそうなればわが家の食卓に上る可能性も出てくるかも。これを機に焼酎の鏡月も飲んでみたいと思った。
まだまだ知らないお酒やお酒の楽しみ方がありそう。夫婦ふたりで食事する、あの騒がしかった子どもたちとの食事の思い出も大切にしつつ、夫婦ふたりで好きなものを食べ好きなように飲む、食事を楽しむことができるようになるといいな。