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これって更年期?心の闇に圧し潰されそう…

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2022年に入ってから突然動悸がするようになった。大して動いたわけでもないのに息切れする。元々痛めている腰の痛みに加え、気のせいか股関節の動きもよくないようで、それをかばうから余計腰に痛みを感じるようになったのかもしれない。

加えて、心の状態も不安定に。特に、2021年末くらいは不安定さがすごかった。浮き上がることはないけれど、急に落ちたり、イライラしたり、普段なら見過ごせることも見過ごせなくなったり。

年末、大掃除のついでに模様替えをしてしまったのがよくなかったのか。手伝ってくれている夫に対して暴言を吐いてしまった。夫は、機嫌悪いなと思ったくらいだと言ってくれたけど、自分でもびっくりするくらいの暴言だった。

コロナ渦で行動に制限がかけられたくらいから、人と話す機会が減ったからか、思ったこと、考えたことを口にしようとすると、思いや考えのスピードに口がついていけなくなることが増えて。

子どもが言いたいことが言えず、ワーッと騒ぐ、あんな感じになってしまう。

これが不思議なことに仕事している間は、わーってなることもなく、比較的安定している(と本人は思っている)んだけれど、夫といるとこのパターンに陥ることがよくあった。

そのたびに自己嫌悪。なんでこんなふうにしかできないのかと自分を責める状態が続いてる中での体調不良。

別段、大きな痛みがあるわけではなく、腰痛といっても湿布貼っていれば少しは楽になる程度。元々痛めている腰、おまけに立ちっぱなし、座りっぱなしと「ぱなし」行動が多いことも腰痛の一因だと思うので、YouTubeを見てストレッチしてみたりはするようにしている。

これが世にいう更年期なのか…。人に聞いても「更年期?大したことないよ」という人もいれば入院するまではないけど通院しなきゃいけない人もいたり。婦人科に行って「更年期です」と断言されたほうが、もしかしたら心が安定するかもしれない。だけど、婦人科ってハードルが高い。いや、もしかしたら「更年期」と断定されるのが怖いのかもしれない。

そんなとき、運よくあさイチで更年期が取り上げられた。うまい具合に情報を得られるチャンスが巡ってくる。わたしはきっと運がいい。

番組を見ていて、そうかもしれないという不安を抱えて過ごすより、今ある症状を抑えてこの時期を乗り越えられる方法を教えてもらった方がいいと思った。なにせ、母は42歳で亡くなっているので、更年期を迎えた女性がどのような状態になるのかをわたしは見ていない。

もちろん、知り合いには更年期を迎え、そして終えた人はたくさんいるが、話を聞くにもこのご時世、気軽に会いに行けない。LINEでも…と思うけど、返事するの大変だろうなと思ってできないでいる。

意外と小心者だなと思う。見た目からは想像できないと夫からも言われる。だからこの不安定な時期が余計に苦しいんだと伝えたいのだが。

これまた運のいいことに夫も子どもたちも、わたしの話をまともに受け取る気配がない。ふんふんと耳は貸してくれるが、それだけ。またお母さん…くらいの対応。元々、浮き沈みが激しい性格だから、いちいち付き合ってもいいことないと分かっているんだろう。

誰も聞いてくれない、分かってくれないと「ないない」ばかりに気を取られるが、あることに目を向けられないでいる自分に嫌気もさしてて、どうしてこう自分本位なんだ、わがままなんだと自己嫌悪、負のスパイラルに突入する。

人が羨ましく、妬ましくなり、若さを恐れ、できない自分とできる他人を比べて、相手にあるものと自分にないものを比較する。そんなふうにして自分を傷つけている場合じゃない。時間は有限。これからのことを考えれば、こんなことに時間を割いている場合じゃない。

身体が思うように動かなくなったり、思考に口がついていけなくなったり、記憶が少しずつこぼれていったりしても、いま、わたしは生きている。ごはんも食べられる。お酒も呑める。

運転するのはあまり好きじゃないけど、動こうと思えば運転できる範囲で移動もできる。お店に並ぶたくさんの商品を見て、自分で選ぶことだってできる。

できることまだたくさんあるのに、体調がよくなかったり心が不安定になったりすると「ない」を探してしまうのだ。そういう自分、好きじゃない。好きじゃないのにそうなってしまう。

心の中にある闇が大きくなって自分を潰してしまいそう、夢で見て飛び起きることもある。

こんなに怖がりで小さい自分を認めるのって難しい。そうじゃない自分がいたはずなのに、見つけられない今。更年期って移行期間だと言っていたけど、移行するって大変なことなんだな。

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