アラフィフ、食の好みが変わる

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アラフィフの日々の暮らし。
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わたしたち夫婦は同級生。同じ学校の隣のクラスだった。高校時代から彼のことを知っているが、あの頃は肉食、油もの大好き!新婚時代、夕飯後にひと眠り、起きたと思ったらポテトチップスとか平気で食べてるのを見て(う、うそやろ…)とつぶやいたのは懐かしい話。

ところが、お互い、50代に入り、食の好みが変わった。特に夫。

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アラフィフふたりの食生活

食欲の変化…。料理を作るモチベーションを維持するのが難しい

子どもたちが独立し、夫婦二人の生活になって何が困るって料理に対するモチベーションの維持。子どもたちがいる頃は、何食べたい?と聞ける相手がいたけれど、何食べたい?と夫に聞くと何食べたいかなと疑問に疑問で返してくる。

「なんでもいい」はさすがに口にしない(若い頃、それで大ゲンカした…)が、何かが出てくることはほとんどない。

おまけにわたし自身の食に対する欲求が減った(自分がなんでもいいと言いたい)ため、献立がまったく決まらない。

そんなときは、大好きなYouTuberさんの動画を見漁り、モチベーションを上げている。一人暮らしでもこれだけ頑張ってるんだ、自分もやらなきゃ…なんて思いながら動画を見ている。

〇〇映えなんてほど遠いが、それでも夫婦二人の食事、健康も気になるのでやるしかないなと思っている。

居酒屋さんで出てくるメニューに偏りがち

この辺りは車がないと不便なところ、万が一、子どもたちに何かあったときお酒を飲んでしまうと運転できないので、お酒はほとんど飲むことがなかった。

子どもたちが独立したのを機にお酒を飲むようになったせいか、メニューが居酒屋さんで出てくるような、おつまみ系のものが増えてしまった。

始めのうちは食べる前に作っていたんだけど面倒になって「作り置き」を始めた。これがわたしには合っているようで、メインのメニューを考えて、あとは具沢山のお味噌汁+作り置きをいくつか出すという形に収まっている。

この作り置きを始めるにあたり、参考にしたのが

お弁当のおかずにも使えるメニュー、毎日弁当のおかずで悩むことも少なくなり一石二鳥だ。

(主婦歴30年超えなのに)魚料理は難しい…

しかし、夫はあれほど好きだった油ものもお肉も時々でいいよ、と言い始めた。

作る側から言わせてもらえばお肉料理のほうが作りやすい。というより作り慣れているのに、魚が食べたいという。少し前まではお刺身だけでテンション上がってたのに、煮魚や焼き魚まで食べたいというようになった。

お魚料理はごみの日の前日と決めている(臭いが気になる)が、そんなことはお構いなし、お魚が食べたいと。

子どもたちがいたころは魚焼き器を使って焼いていたんだけど

夫婦二人の生活になってこれを手放し、グリルで焼くんだけど洗うのが大変。臭いも気になるし。というわけで、わが家の焼き魚はこれで。

グリルに直接入れられるし、この上にフライパン用ホイルシートを敷いて魚を置いて焼くようにすると汚れが飛び散らず、洗い物の面倒さがずいぶん違ってくる。

こういうのひとつ買うにもいい顔をしないが、使い続けてるとその良さに気づくのか、急に「おれ、焼こうか」と言ってくる。内心(は?)となってはいるが、料理ができない夫が手伝ってくれるというのだからありがたく焼いてもらってる。

魚料理と言えば煮魚。どうも煮魚の味付けが安定しない。時々ふたりで行く居酒屋で出される煮魚の味を研究してはやってみるが、なかなか思ったような味にはならない。臭みもうまくとれていない気がする。

野菜は週末に買いだめして保存袋で保存or冷凍保存

それから、野菜を食べるようになった。昔から野菜が嫌い、苦手というわけではなかったけれど好んで食べたいということはなかった。

先日、たまたま新鮮なホウレンソウが手に入ったので、さっと茹でて鰹節をのせただけのものを出したら「おいしい!」と。週末の買い出しについてきてくれるのだが、野菜売り場からホウレンソウを手に取ってくるようにもなった。

すごい進歩だ。

週末、パート終わりに夫が職場まで迎えに来てくれて、一緒に道の駅やら産直売り場に行き、新鮮な野菜をたんまり買い込んでくるようになった。

100均の野菜保存袋に入れて野菜室で保存したり、適当な大きさにカットして冷凍したり(特に、キノコ類は冷凍するとうまみが増すらしい)。

ちょっとお野菜に塩を振って揉み込み、浅漬け感覚で食べたり。

にんじんやピーマンは塩昆布とあえて作り置きしたり

今考えたら料理が苦手な割にやれるようになった、わたしも進歩している。

プランターで野菜を育てる

週に2~3日ほどパートに出るが、ほぼ家にいるので時間を持て余し。以前からプランターで野菜を育てたいと言っても気乗りしていなかった夫が、ホームセンターで並ぶ野菜の苗を手に取り、やってみたら?と言い始めたのも驚きだ。

現在、サニーレタスがプランターで育てられている。そっと手に取った青じそ(これはわたしが大好き)も、だ。

サニーレタスって種からでも育てやすいとあったが、自信がないので苗を手に入れた。最近の土って軽いんだな。運ぶのが億劫になるくらい重かったのに…。

このご時世、家での生活を見つめ直す人が多くなったし、ベランダ菜園を始める人も多くなったのかな、こういうものが登場するということは…。

2年ほど前から、観葉植物を育てるのにハマったわたしに冷たい視線を送っていた夫。今ではその成長をいちいち報告してくれるようになった。一緒に住んでるんだから見てるし…と思いつつ、ほんとだね、おおきくなったねと言うようにしている。

そういえば、豆苗。初めて見たときは「なにこれ?おいしいん?」と怪訝な顔をしていた夫が、一度食べたら「うまいやん!」となり。「これ、水につけておくとまた伸びてくるよ」と教えたら、毎日水をかえ、成長を見守るようになった。

なぜか豆苗の成長過程をいちいち写真にとってLINEで送ってくるようにもなった。何?と聞くと、写真載せんでいいん(SNS)?と。なぜか掲載を強制してくるようにもなった。よく分からない。

夫婦二人の食卓、モチベーションが上がりづらいけれど、お酒を飲みながらテレビを見て、その日あったことをただ話している、それが何気ないけれど、とても貴重な時間だと思えるよう、お互いの距離感を保ちつつ、暮らしていこうと思う。

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