約一年ほど前から、Amazon Echo DotとSwitchBotハブミニ を使ってスマートホーム化を始めている。
Amazon Echo DotとSwitchBot ハブミニでスマートホーム化を目指すアラフィフの奮闘記
デジタル系が苦手な夫を説得する…が失敗。強行突破に出る!
Amazon Echo Dotが気になっているには理由がある。夫はなんでも人に頼む。子どもたちが同居していたころはよかったが今はわたしだけ。電気消して!テレビつけて!は序の口。わたしはアレクサちゃうぞ!と不満が募る。
せめてこの「電気消して」「テレビ消して」だけでも誰かに委ねることはできないだろうか…と思っていたところにAmazon Echo Dotが登場。
声で操作する家電はどんどん市場に出てきているが、そもそもの家電を買い替える必要がある。まだまだ使える、現役の家電を買い替えてまで手に入れたいわけではない。
だが、Amazon Echo DotにSwitchBotハブミニを接続、SwitchBotハブミニに赤外線リモコンで操作できる家電を登録すれば、Amazon Echo Dotで声の操作ができるようになる。
こういった話を何度か夫にしてみたが、機械に対して苦手意識を持つ夫、なかなか説得できない。
Amazon Echo Dotや関連機器はAmazonのセール時には相当な値下げが行われる。こうなったら、セールで購入して強行突破だ!
夫が不在の時にAmazon Echo Dotを受け取り、早々に設定…といってもAmazon Echo Dot自体を動作させるために必要な設定はほとんどない。Amazonで購入すると自分のAmazonアカウントと連携されるからだ。
Amazon Musicで音楽を聴いてみる。音楽を聴きたいときは「アレクサ、音楽をかけて」だ。よく分からないが、Amazon Musicの特集?が再生された。思ったより音がいい。在宅仕事中、テレビを消しているので静かすぎて集中できないときにいいかもしれない。
再生音が大きいときは「アレクサ、音下げて」というと音が小さくなった。音量までコントロールできるんだ…と少し感動する。
夫が帰宅する頃を見計らってAmazon Musicを再生しておく。これは「何これ?」と言わせるため。これが例のAmazon Echo Dotだと伝えると、「ええ音やな」という。「アレクサ、次の曲かけて」て言ってみてというと、なぜか拒否る。最初の壁は「アレクサ」と呼びかけることだった。
何度かやってみてよと促すと、これ以上拒否ると晩御飯にありつけないと踏んだのか、Amazon Echo Dotに近づき「アレクサ、次の曲かけて」。
いや、近づかんでもええし
とツッコミたいのをグッと我慢。「おぉ…、すげーな」。
夫は大工なので毎日の天気チェックは必須。「アレクサ、今日の天気は」て聞いてみてという。少し渋い顔をしたが、Amazon Echo Dotに近づき「アレクサ、今日の天気は」と。なぜ、いちいち近づくのか…。すらすらと今日の天気を伝えるアレクサ。
朝、仕事行く準備しているときにも声掛けたら教えてくれるよ、天気図は見せてくれんけど(夫は天気図を見るのが好き)というと、それから毎朝、アレクサに天気予報を聞くようになった。進歩だ。
次にタイマー、そしてラジオの視聴とスキルをアップさせていく(Echoも夫も)。順調だ。
夫とEchoが交流を重ねる間に、SwitchBotハブミニ に家電を登録していく。
まずは消し忘れの多いテレビから。我が家のテレビはケーブルテレビに接続されているため、リモコンが2台ある。いつも使っているのはケーブルテレビのリモコンなのでSwitchBotハブミニに登録を試みる、が登録できない。ケーブルテレビのリモコンのテレビを消すボタンを登録したのだが、なぜかケーブルテレビの受信機の電源も落ちてしまう。
それでもテレビの電源を切ることはできているのだが、受信機まで電源を落とす必要があるのかと思い、テレビのリモコンを登録した。
SwitchBot ハブミニとAmazon Echo Dotはすでに接続しているので、登録が完了するとAmazon Echo Dotにも反映される。「アレクサ、テレビ消して」「アレクサ、テレビつけて」ができるようになった。
次は照明。まずはAmazon Echoがある居間の照明から。居間の照明にはアイリス オーヤマのLEDシーリングライトを使っているのだが、少し前に買い替えたため、音声で操作することはできない。が、赤外線リモコンもSwitchBotに登録することができる。
このシーリングライトのリモコンは赤外線が使われているのでおそらく登録できるだろうと思ったのだが、これが苦戦した。
テレビのリモコンをSwitchBotに登録する際、SwitchBotに向けてリモコンのボタンを押したら認識された(SwitchBotのリモコン登録では押したリモコンが反応した画面を選択することで操作できることが増える)のだが、このシーリングライトのリモコンは思ったように登録できず。
あれこれやってみてライトをつけたり消したりすることはできるようになったが明るさ調整などは使えない。ま、電気を消したりつけたりしてくれるだけでも充分だ。
あとはエアコンと扇風機。こちらはあっさり登録できた。やはり国内メーカーだと登録は簡単にできるのだろうか。
今年の夏は「アレクサ、扇風機つけて」「アレクサ、エアコンつけて」にずいぶん助けられた。
SwitchBotアプリで出先からエアコンの操作ができるので、仕事終わり、車に乗り込んだらアプリからエアコンのスイッチを入れてから帰宅すると、帰宅後のムッと熱い感じがなく、とてもありがたかった。