約一年ほど前から、Amazon Echo DotとSwitchBotハブミニ
を使ってスマートホーム化を始めている。
Amazon Echo DotとSwitchBot ハブミニでスマートホーム化を目指すアラフィフ
まずはAmazon Echo Dotを手に入れる。デジタルに苦手意識を持つ夫を説得する
Amazon Echo Dotが気になっていて、購入するなら「アレクサ、電気消して」ができるようにしたかったのだが、買ってもいい?と夫に相談するとつれない返事。夫はデジタル音痴というか機械全般が苦手。こういうものを導入したくてもなかなか説得することができない。
電気を消してもらうのに機械を買わなきゃいけないのは解せないらしく、渋りに渋っていた。が、ちょうどAmazonのBlack FridayでAmazon Echoがお安く手に入ると分かり、夫には内緒で購入。一緒にSwitchBotも手に入れようかと思ったのだけれど、設定できるかに少し不安を感じていたため、とりあえずAmazon Echo Dotを手に入れることを優先。
AmazonのBlack Fridayで手に入れたAmazon Echo Dot。思ったより設定は難しくなかった。Amazon Prime会員のため、追加料金なしで聞くことができるAmazon Prime Musicで聞きたい音楽をリストに登録し、「アレクサ、マイリストをかけて」とお願いすると、音楽をかけてくれる。
Amazon Echo Dotにスキルストアからラジオが聞ける「radico」を追加すれば、地元局のラジオも聞けるようにもなった。
家にいるときはほとんどテレビを見ないので、外の音だけが聞こえるわが家。それはそれでいいけれど、ちょっと音楽を聴きたいと思ったらアレクサにお願いすれば音楽が流れる。
アラフィフ夫、アレクサにタイマーと天気を聞くところから始める
まず夫にアレクサに慣れてもらおうと、タイマーの使い方を教えた。「アレクサ、10分タイマーして」。これだけいえばタイマーをかけてくれるのだが、夫はそれすら恥ずかしいようだ。
これはなかなか手強そうだと思っていたところ、思わぬところで夫はアレクサと仲良くなることができた。それは、天気だ。大工をしている夫は、毎日のお天気確認が日課。「アレクサ、今日の天気は」と聞いてみると、スラスラと答えてくれるのを聞いて、その日以降、毎朝、アレクサに天気を聞くようになった。おかげで、「アレクサ」と呼ぶことに対する抵抗が少しずつ少なくなってきているようだ。
さらに、夫はニュースを見ていて分からないことがあるとわたしに聞くのだが、それもアレクサに聞いてみたら?というと、「アレクサ、〇〇について教えて」と言えるようになった。アレクサが「すみません」と言ってくると「アレクサにも分からんことがあるんやな」と言うようにもなった。
SwitchBot ハブミニを購入する
テレビのオンオフをSwitchBotハブミニに登録する
この調子なら抵抗なく、アレクサに電気やテレビを消してもらったりエアコンをつけたり消したりしてもらえるようになるかもしれない。
スマートホーム化に必要なアイテムはいろいろあるが、レビューなどを見てSwitchBotハブミニ
を使ってみることにした。セールでお安く手に入るタイミングを待って購入。
まずSwitchBotハブミニとAmazon Echoを連携させてテレビの電源のオンオフを設定してみたのだが、わが家のテレビ回線はケーブルテレビ。ケーブルテレビの受信器のリモコンをいつも使っているので、SwitchBotに登録してみたが、テレビの電源だけじゃなく、ケーブルテレビの受信器の電源も落ちる。
これはこれでありなんだろうが、受信器はなんとなくオンのままにしておきたいので、テレビのリモコンをSwitchBotに登録。テレビの主電源が落ちるので節約にもなる?と後付けの理由。
SwitchBotにテレビのリモコンを登録できたら、Amazon Echoに登録。これで、アレクサ、テレビを消して、つけてと言えばテレビの電源がオンオフできる。
夫に試してもらうとしっかりと反応。テレビのオンとオフをリモコンなしでもできるようになった。
照明のオンオフをSwitchBot ハブミニに登録する
次は照明。まずはAmazon Echoがある居間の照明から。居間の照明にはアイリス オーヤマのLEDシーリングライトを使っているのだが、少し前に買い替えたため、音声で操作することはできない。が、赤外線リモコンもSwitchBotに登録することができる。
このシーリングライトのリモコンは赤外線が使われているのでおそらく登録できるだろうと思ったのだが、これが苦戦した。
テレビのリモコンをSwitchBotに登録する際、SwitchBotに向けてリモコンのボタンを押したら認識された(SwitchBotのリモコン登録では押したリモコンが反応した画面を選択することで操作できることが増える)のだが、このシーリングライトのリモコンは思ったように登録できず。
あれこれやってみてライトをつけたり消したりすることはできるようになったが明るさ調整などは使えない。ま、電気を消したりつけたりしてくれるだけでも充分だ。
エアコンと扇風機もSwitchBot ハブミニに登録する
あとはエアコンと扇風機。こちらはあっさり登録できた。やはり国内メーカーだと登録は簡単にできるのだろうか。
今年の夏は「アレクサ、扇風機つけて」「アレクサ、エアコンつけて」にずいぶん助けられた。
SwitchBotアプリで出先からエアコンの操作ができるので、仕事終わり、車に乗り込んだらアプリからエアコンのスイッチを入れてから帰宅すると、帰宅後のムッと熱い感じがなく、とてもありがたかった。
次に狙うはSwitchBotボット!
次に狙っているのがスイッチを遠隔でオンオフできる、SwitchBotボット 。
夫が帰宅する前に玄関の照明をオンにしているのだが、照明を消さずに部屋に入ってくることがあるので「玄関(の照明)消した?」と毎回言わなければならず、それがプチストレスになっている。
「アレクサ、玄関消して」とかお願いすれば、玄関までいかなくても照明を消すことができる。ただ、これ単体で結構なお値段。正直言えば、夫が玄関の照明を必ず消してくれるなら必要ないかも、と思ったりもする。
あともうひとつ、買い物帰り、両手に荷物を持っているとカバンやポケットから鍵を出そうにもなかなか出てこず。これを解消できそうなのがSwitchBotスマートロック 。
SwitchBotスマートロック を玄関ドアにとりつけるだけでスマホで開錠することができる、と。これなら両手に荷物を持っていても開錠できる?と思ったのだが、スマホを取り出すことができるなら鍵を取り出すこともできるんじゃない?と気づいた。
ただ、SwitchBot指紋認証パッド をプラスすると、パスワードか指紋認証、またはその両方で開錠できるらしい。二つ合わせて約2万円の投資。二人暮らしで共働き、家を空ける時間も長いのでセキュリティ的なことを考えると導入もあり?か。これはひとまず要検討ということで。

スマートホームを生活に取り入れるとなると、対応する製品を購入するのが一般的だが、今ある製品にプラスすることでスマートホーム化することができるようになったのは大きい、と思う。
これから年齢を重ねていくうえで、今まで理解できていたことができなくなるかもしれないと思った時、いつも先輩方に言われていた「今日の自分は明日の自分より若い」という言葉を思い出す。
そうなんだよね、やろうと思うことがあるなら一日でも早く取り組んだほうが理解できたり身になったりするのかもしれないな。